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この先も花粉の飛散が「非常に多い」日が続きそうです。6日木曜日と7日金曜日は雨が降るため、一旦花粉の飛散は収まりますが、8日土曜日からは再び大量飛散となりそうです。引き続き、対策は万全にしてお過ごしください。

あす5日(水)も花粉は広く「非常に多い」

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あす5日(水)も、仙台~大阪で花粉が「非常に多い」予想です。福岡は午後になると雨が降り出すため、午前中を中心に「多い」予想です。

あさって6日(木)から7日(金)は、前線が日本付近を通過するため、広く雨が降りそうです。仙台と東京は6日はまだ、「非常に多い」予想ですが、そのほかは、「やや多い」か「少ない」見込みです。花粉症の方にとっては、恵みの雨となるでしょう。

8日(土)以降は、天気が回復して、晴れて暖かくなるため、再び花粉が大量飛散するでしょう。まだまだ、花粉対策は必要となりそうです。

東京はヒノキが主流に

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東京都多摩地区のこの1週間余りの花粉の飛散の割合を見ると、ヒノキ花粉が全体の約7割以上の日が多くなっています。ヒノキ花粉のピークが4月の後半まで続きますので、ヒノキ花粉で症状の出る方はご注意ください。スギ花粉も数は少なくなっていますが、飛散は続いていますのでこちらもご注意ください。

東北地方では、スギ花粉が多く飛んでいますので、お住いの方やこちらにお出かけの方はスギ花粉に注意が必要です。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。