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きょう4日も九州や四国、近畿、東海を中心に花粉の飛散が「多く」なりそう。関東は「やや多い」見込み。スギ花粉やヒノキ花粉の飛散はいつまで続く?

花粉の飛散が「多い」所も

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4月に入り、スギ花粉の飛散は西から終わりつつあり、スギ花粉の飛散は東北が中心となっています。一方で、ヒノキ花粉は九州から関東を中心にピークとなっている所が多くなっています。

きょう4日も福岡、高知、大阪、名古屋など、九州や四国、近畿、東海を中心に花粉の飛散が「多く」なりそうです。鹿児島、広島、東京、石川、新潟、仙台など、九州南部や中国地方、関東、北陸、東北は「やや多い」見込みです。

スギ・ヒノキ花粉のピークはいつまで?

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九州から関東は、今がちょうどヒノキ花粉のピークとなっています。4月中旬にかけて、ピークが続くでしょう。スギ花粉はピークは終わっているものの、まだしばらく飛び続ける所もありそうです。

東北はヒノキ花粉のピークはないものの、スギ花粉を中心にまだ花粉が飛び続けるでしょう。花粉症の方は油断せずに対策を続けたほうが良さそうです。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。