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きょう3日(月)、九州から東北の広い範囲で、花粉の飛散は「やや多い」予想です。日中は広く晴れて、空気が乾燥。気温も高く、花粉の飛びやすい条件が揃います。お出かけの際は対策をしっかりと。

九州から東北で広く「やや多い」予想

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きょう3日(月)、花粉の飛散は、九州から東北の広い範囲で「やや多い」予想です。

九州はヒノキ花粉が飛散するでしょう。中国地方から関東では、ヒノキ花粉が中心ですが、まだスギ花粉も飛散しそうです。東北ではスギ花粉を中心に飛散する見込みです。

日中は全国的に晴れて、空気が乾燥し、気温が上がります。花粉の飛びやすい条件が揃うため、「やや多い」レベルでも油断しないで、しっかりと対策をしてお出かけください。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

ピークはいつまで?

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九州から関東では、ヒノキ花粉がピークを迎えていて、4月中旬にかけてピークが続くでしょう。北陸や東北は、スギ花粉のピークは越えましたが、今年は飛散量が多いので、まだ注意が必要です。

ヒノキ花粉の飛散のピークを越えても、関東などでは、例年ゴールデンウイーク頃まで、花粉が飛散することが多くなっています。花粉症の方は、もうしばらく、対策が必要になりそうです。