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あす28日(火)以降は、九州から東北の広い範囲で晴れて、花粉は連日のように「非常に多く」飛ぶ所が多いでしょう。九州から近畿、関東ではヒノキがピークを迎えています。

あす28日(火)から再び花粉大量飛散か ピーク長い

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あす28日(火)から30日(木)頃にかけて、日本付近は高気圧に覆われる見込みです。九州から関東、東北にかけては晴れる所が多く、日中は春らしい暖かさが続くでしょう。このため、花粉は広い範囲で連日のように「非常に多く」飛ぶ予想です。

九州から近畿ではすでにスギ花粉のピークを過ぎて、ヒノキ花粉がピークを迎えています。関東でもヒノキ花粉の割合が増えており、4月中旬にかけてヒノキのピークが続きそうです。東海や北陸、東北も4月にかけてヒノキ花粉への対策が必要でしょう。

九州から関東では桜が見頃を迎えている所が多いですが、お花見の際は油断せず、基本的な対策をとっておくと安心です。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。