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今週は各地で晴れの天気が続く見込み。桜が見頃を迎えている所では、お花見日和に。気温は平年より高い日が多く、過ごしやすい陽気が続く。ただ、晴れて気温が高いため、花粉の飛散が非常に多くなりそう。お花見の際は、花粉対策をしっかりと。

1週目(28日~4月3日) 広くお花見日和 東北では霜に注意

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あす28日(火)以降は、高気圧に覆われて、晴れる日が多い見込みです。九州から北陸にかけて、桜が見頃を迎えている所が多くなっています。青空のもとで、お花見を楽しめそうです。ただ、北海道では、30日(木)~31日(金)にかけて、気圧の谷の影響で雨が降るでしょう。また、31日(金)~4月1日(土)にかけて、日本の南にのびる前線や湿った空気の影響で、太平洋側は雲が広がりやすく、九州で雨が降りそうです。

気温は、平年並みか、平年より高いでしょう。晴れる日は、日差しが暖かく、日中は過ごしやすいですが、朝晩は放射冷却現象が進んで、冷え込みが強まることがあります。東北地方では、あす28日(火)~30日(木)頃にかけて、朝の最低気温が平地でも氷点下となり、強い霜のおりる恐れがあります。農作物の管理にご注意ください。

ヒノキ花粉の飛散がピーク

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西日本では、花粉のピークがスギからヒノキに移り、東日本でもヒノキ花粉の飛散が多くなってきました。この先1週間は、晴れて気温の高い日が多いため、各地でヒノキを中心に花粉の飛散が多いでしょう。お花見の際は、マスクやメガネなどで万全な花粉対策が必要です。帰宅した際も、家の中に花粉を持ち込まないように気をつけてください。

ヒノキ花粉の飛散のピークは、4月上旬から中旬ごろまで続く見込みです。今シーズンは、例年と比べても前シーズンと比べても、飛散量が多い予想のため、これまで症状があまり出なかった方も、しっかりと対策をなさってください。

2週目(4月4日~9日) 高温傾向が続く

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4月4日(火)は広い範囲で晴れますが、九州では天気が下り坂に向かいます。5日(水)~6日(木)頃は、曇りや雨の所が多いでしょう。7日(金)以降は、晴れ間の広がる日が多くなりそうです。

気温は、平年並みか平年より高く、高温傾向が続くでしょう。積雪の多く残っている地域では、雪崩にご注意ください。なお、桜前線は順調に北上し、週末には、東北北部でも所々で桜が咲き始めるでしょう。関東から西では、八重桜など遅咲きの桜や、ユキヤナギやモクレンなど、春の花々を楽しめる所が多くなりそうです。春先は、日々の気温が変わりやすい時期ですので、服装をうまく調節して、体調を崩さないように、気をつけてお過ごしください。