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今朝(23日)は、九州や四国など西日本に活発な雨雲。高知県須崎市と鹿児島県諏訪之瀬島では、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨。また高知県四万十市中村でも、1時間に40ミリ以上の激しい雨が降り、3月としては最も多い降水量となった所も。

鹿児島県では非常に激しい雨 高知県では3月としては最も多い降水量に

今朝(23日)は、低気圧や前線の影響で、九州や四国など西日本に活発な雨雲がかかっています。午前7時20分までに、1時間降水量が最も多かったのは高知県須崎市で、1時間に54.5ミリ、鹿児島県十島村諏訪之瀬島では、1時間に53.5ミリの非常に激しい雨が降りました。また高知県四万十市中村では1時間に40.0ミリの激しい雨が降り、須崎市と四万十市中村では、観測開始以来、3月としては最も多い降水量となっています。

「非常に激しい雨」とは?

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「非常に激しい雨」は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

このあと、高知県や徳島県でも昼すぎにかけて、「非常に激しい雨」が予想されているため、今後の雨の状況に注意が必要です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

次第に東へ雨の範囲広がる

午前8時現在、雨が降っているのは九州や四国が中心ですが、このあと近畿や東海や関東も広い範囲で雨が降るでしょう。近畿や東海では、局地的に激しい雨や雷雨となりそうです。関東も沿岸部を中心に雷を伴って強く降る所があるでしょう。北陸も昼過ぎから、東北は夕方から雨が降りだすでしょう。北海道も夜遅くに雨が降る見込みです。各地で次第に南よりの風も強まりそうです。外出の際に雨が降っていなくてもしっかりとした傘を持ってお出かけください。