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きょう23日は、曇りや雨で、花粉の飛散は抑えられる所が多いでしょう。東京や愛知、大阪など「少ない」予想です。西日本ではヒノキ花粉の飛散も始まっています。鹿児島は「非常に多い」でしょう。

東京など「少ない」予想

きょう23日は、曇りや雨の所が多く、花粉の飛散は抑えられる所が多いでしょう。

宮城、石川、広島、高知は「やや多い」予想、東京、新潟、愛知、大阪は「少ない」予想です。福岡は「多い」予想、鹿児島は「非常に多い」予想となっています。

スギ花粉ピーク ヒノキ花粉も飛散開始

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現在、九州から東北の広い範囲でスギ花粉のピークを迎えていますが、九州では2月中旬から始まっているピークが、いよいよ終盤に差し掛かっています。ただ、今年は飛散量が多いため、ピークが過ぎても油断はできません。ヒノキ花粉も九州・中国・四国など西日本の一部ではすでに飛散が始まっていて、3月下旬から4月中旬にかけて各地でピークが続きそうです。

東日本では、3月いっぱいはスギ花粉のピークが続く見込みです。東京では、ヒノキのピークが例年より早くなり、この時期はスギ花粉とヒノキ花粉のどちらにも注意が必要です。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③ 一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。