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大阪市では、最高気温が25℃以上となり、今年初めての夏日となりました。3月中に夏日が観測されたのは、1883年の観測開始以来、初めてのことです。

大阪で今シーズン初の夏日 3月の観測は初めて

きょう23日(木)、午後2時までの最高気温は、大阪で25.2℃を観測し、今シーズン初めての夏日となりました。
3月中に夏日が観測されたのは1883年に観測してから初めてのことで、過去最早で夏日を記録したことになります。
(なお、大阪のこれまでの夏日の最早記録は、2002年と1945年に観測された4月2日です。)

暖気流入と日差しで気温上昇 今夜も暖かい

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上の図は、今夜9時の上空1500メートル付近の暖気の予想です。6℃の線が東北北部まで北上し、西日本は広く9℃以上の暖気に覆われています。平年に比べて10℃以上高い暖かな空気に覆われ、気温が上昇しやすい状態となっています。

今夜も気温は下がりにくい見込みで、夜桜見物にも良さそうです。

あす23日(木)は、九州から東北南部にかけて広い範囲で雨が降る見込みですが、雨でも気温は高めとなりそうです。
最低気温は平年より大幅に高く、西日本では15℃以上の所も。
最高気温も平年より高く、九州は20℃以上、中国、四国から東海、北陸も20℃前後となりそうです。

ただ、この先の気温の変化は大きく、25日(土)、26日(日)は、大阪でも最高気温は16℃くらいにとどまるでしょう。まだ日中上着が欲しくなる日もありますので、服装選びにご注意ください。