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沖縄県には、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。昨夜(21日)遅くから、活発な雨雲が沖縄本島地方にかかり、非常に激しい雨を観測しています。東村(ヒガシソン)、名護市、本部町(モトブチョウ)など、「土砂災害警戒情報」(警戒レベル4相当)が発表されている所があります。このあと朝まで、沖縄本島地方では、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

沖縄県で非常に激しい雨

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沖縄県には、暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定になっています。沖縄本島地方を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となっている所があります。東村(ヒガシソン)では60.0ミリ、名護市で59.0ミリの非常に激しい雨(何れも2時50分までの1時間)を観測したほか、本部町(モトブチョウ)では、2時10分までの1時間に42.0ミリ、国頭村(クニガミソン)では、1時00分までの1時間に37.0ミリの激しい雨を観測しました。午前2時過ぎには、これらの地域を含め、沖縄本島北部に「土砂災害警戒情報」(警戒レベル4相当)が発表されました。

沖縄本島地方では、朝にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、雨雲が発達するでしょう。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、カミナリも観測しています。落雷や竜巻などの激しい突風にも十分な注意が必要です。