メイン画像
メイン画像

きょう21日は、広く晴れた北海道や東北、北陸では気温が上昇して、記録的な暖かさとなっています。札幌では最高気温が15℃を超えて、1月以降これまでで最も早く15℃以上となりました。金沢では3月として5回目の20℃以上と81年ぶりの記録となっています。明日以降も暖かい日が多くなりますが、週末になると気温が一気に下がりそうです。

最早と81年ぶりの記録

きょう21日は、高気圧に覆われて、北海道や東北、北陸ではたっぷりの日差しが届き、暖かくなりました。その中で、記録的な暖かさとなった所もあります。14時30分現在、最高気温が札幌では16.9℃まで上がりました。今年初めての15℃以上で、15℃を超えるのが今まで最も早かった2008年3月25日よりも早い観測です。16.9℃も3月としては2番目に高い気温となります。(1番は2021年3月29日18.3℃)

金沢は20.6℃と、こちらは3月に入って5回目の20℃以上です。3月に20℃以上が5回以上観測されるのは1942年以来81年ぶりとなります。

そのほかも、仙台は18.3℃で4月下旬並み、東京都心18.5℃で4月上旬並みとなっています。一方、雨の降った西日本は昨日ほど気温は上がらず、大阪16.6℃で前日より2.2℃低い、福岡16.6℃と前日より3.2℃低く、暖かさは少し収まりました。

明日以降の気温は?

画像B
画像B

あす22日は、全国的に最高気温は平年を上回るでしょう。東京から那覇にかけて20℃以上で、大阪や福岡は24℃と夏日一歩手前です。23日から24日かけても平年を上回る所が多く、日中は上着がいらないくらいでしょう。

25日になると暖かさは落ち着き、東京から福岡は大体平年並みとなるでしょう。札幌や仙台は寒気が流れ込み、気温が下がりそうです。仙台は8℃予想で、前日24日より10℃以上低くなる見込みです。気温の変化にご注意ください。

26日以降は、札幌は7℃前後、仙台は10℃前後となりそうです。東京から福岡は16℃前後の所が多くなるでしょう。

気温と服装の目安

画像C
画像C

気温と服装の目安では、気温が10℃より低くなると「ダウンコート」や「冬のコート」、気温が10℃を超えると「薄手のコート」や「セーター」となっています。15℃以上だと「カーディガン」、25℃以上だと「半袖」となっています。

お出かけする時間帯に合わせて、調節しやすい服装を選ぶと良いでしょう。また、日中と朝晩では気温の変化も大きくなります。気温が高く予想されている日でも、羽織るものを持っていくなどの調節は必要となりそうです。

人によって暑さや寒さの感じ方が異なりますので、あくまで目安とお考えください。