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関東は22日以降は、桜の開花を促す「催花雨(さいかう)」になりそうです。週末は気温が低く、花冷えに。週明けには晴れ間があり、ようやくお花見の計画ができそう。

各地の桜の開花状況

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関東では、14日に東京で桜が開花してからまもなく1週間。だいぶ桜も咲き進んできました。これまでに、東京のほか、横浜、谷、前橋、そしてきょう20日には水戸と宇都宮で桜が開花しました。平年より10日早く、昨年より10日早い観測です。

日本気象協会の桜満開予想によると、東京の桜の満開は23日の予想です。そろそろ満開の便りが届くかもしれません。

関東では、銚子の開花発表はこれからですが、こちらも秒読みとなるでしょう。

※宇都宮で開花が観測されましたので、追記・修正しました。

関東の週間天気

関東では本格的に桜の季節となり、お花見の計画をしたい所ですが、この先は、お花見にはあいにくの天気が続きそうです。

21日(春分の日)は高気圧に覆われて、内陸部では晴れますが、沿岸部は雲が広がりやすく、午前中は雨雲のかかる所があるでしょう。

22日は日が差すこともありそうですが、次第に天気が下り坂で、夜には雨が降り出す見込みです。23日は広い範囲で雨が降り、雨脚が強まることもありそうです。沿岸部では風が強まるでしょう。24日午後も雨が降りやすくなりそうです。

24日までの最高気温は、平年を上回り、20℃前後まで上がる所が多いでしょう。日差しが少ない割には、気温は高めとなりそうです。

25日は一日雨が降り、傘が手放せないでしょう。26日は明け方まで雨の降る所がありますが、次第にやみそうです。ただ、雲が多いでしょう。

週明けには晴れ間も お花見の計画を

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週明け27日も雲が多いですが、ようやく晴れる所がありそうです。最高気温は25日から27日頃は平年並みか平年より低く、15℃に届かない所が多いでしょう。これまでの暖かさと比べると、グッと低く、雨も降るため、少しひんやりと感じられ、花冷えとなりそうです。お出かけの際の服装にお気をつけください。

今週の雨は桜の開花を促す、催花雨(さいかう)となるでしょう。週明けにはだいぶ桜が咲き進みそうです。28日になるとようやくたっぷりの日差しが戻るでしょう。

東京のソメイヨシノは、週明けには見頃のピークを過ぎてしまうかもしれませんが、これから咲き始める所や遅咲きの桜もありますので、tenki.jpで穴場のお花見スポットを探してみるのも良さそうです。