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東海地方では、きのう16日は岐阜で、きょう17日は名古屋で桜(ソメイヨシノ)の開花の便りが届きました。いずれも最も早い記録と並ぶ開花です。この先も気温は高めで、暖かな日が多くなりますが、22日(水)以降はぐずついた天気となりそうです。

今夜は広く雨 やむのはいつ頃?

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きょう17日16時現在、湿った空気や前線に伴う雨雲の一部が、三重県にかかってきました。この後、雨雲は北上しながら東へ進んでくる見込みです。今夜は、次第に雨の範囲が広がり、夜遅くになると、名古屋市内でも降りだすでしょう。帰りが遅くなる方は、傘の準備を早めにしておくとよさそうです。飛騨地方の標高の高い所では、雪のまじる所があるでしょう。

今回、前線や低気圧に伴う活発な雨雲が通過する際に、雨脚が強まる所がある見込みです。あす18日の午前中は雨の降り方に注意が必要です。あす18日の昼前後には、雨は次第に止んで、午後は回復する所が多くなりそうです。
ただ、岐阜県の飛騨地方や静岡県では、局地的な前線の影響などで、再び雨や雪が降る所もあり、スッキリとは回復しない見込みです。
また、日差しが少なく、日中も気温があまり上がらないため、服装に気を付けてお過ごし下さい。

22日(水)以降ぐずついた天気 日差しの有効活用を

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あす18日の雨の後、19日(日)以降は穏やかに晴れて、春本番の暖かな陽気が続く見込みです。22日(水)以降も気温は高めですが、低気圧や前線の影響をたびたび受けるため、曇りや雨の日が多く、菜種梅雨となりそうです。「菜種梅雨」とは、この時期のスッキリしない梅雨のような天気のことをいいます。冬用の衣類の片付けなどが残っている方は、日差しを有効にお使い下さい。

今後の桜の開花は?満開はいつ頃?

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気象庁から発表される桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいい、満開日とは、標本木で約 80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。東海地方では、ソメイヨシノが対象になります。
この土日も、桜の開花の便りがあるかもしれません。また、すでに開花の発表があった岐阜や名古屋では、3月最終週に満開を迎えそうです。お花見の計画は天気と桜の開花状況を参考にしましょう。特に、夜桜見物はこの先も昼間が暖かい分、夜はグッと寒く感じるため、暖かくしてお楽しみ下さい。