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きょう17日(金)、名古屋で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。平年より7日早く、昨年より5日早い開花で、名古屋としては、統計開始以来、2021年、1990年、1989年と並んで最も早い記録です。

名古屋で桜開花 統計開始以来、最も早い記録

きょう17日(金)、名古屋地方気象台は、名古屋で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。平年より7日早く、昨年より5日早い開花で、名古屋としては、統計開始以来、2021年、1990年、1989年と並んで最も早い記録です。

きのう16日(木)は、岐阜で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。こちらも平年より9日早く、昨年より5日早い開花で、岐阜としては、統計開始以来、2021年、1989年と並び最も早い記録でした。

桜の開花日とは

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桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。

開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。さらに、その期間に気温が低いと花は長持ちして、場合によっては1か月くらい楽しめることもあります。