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きょう16日も九州から東北南部にかけて花粉が大量飛散中。西日本では徐々にヒノキ花粉も増えてきました。あす17日午後~18日は、西日本、東日本を中心に冷たい雨で花粉の飛散はいったん小休止。ただ、19日以降は再び大量飛散へ。ヒノキはこれからピークに入るでしょう。

きょう16日も花粉が大量飛散中

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きょう16日(木)も九州から東北南部にかけて花粉が大量飛散中。西日本を中心に、スギに変わって、徐々にヒノキ花粉が増えてきました。

あす17日(金)は、午後は九州から近畿で雨、夜は東海や関東にも雨雲がかかりそうです。
18日(土)にかけて九州から関東を中心に冷たい雨で花粉はいったんおさまるでしょう。ただ、これも一時的で、19日(日)以降は再び花粉が大量飛散する見込みです。

スギ花粉の飛散は終盤へ突入も油断できず これからヒノキが増加傾向

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スギ花粉の飛散は九州や中国、四国、近畿、東海では3月中旬頃までがピークとなりますので、そろそろ終盤となりそうです。ただ、今シーズンは飛散量が多く予想されていて、まだ「非常に多い」花粉の飛散が続いていますので、引き続きしっかりと対策をしてお過ごしください。

関東、北陸、東北はスギ花粉のピークは、3月下旬頃までで、今がピークの真っ盛りです。コンタクトの方は眼鏡に変えるなど、少しでも症状が出ないように工夫をしてお過ごしください。

ヒノキはすでに、九州から関東の一部で飛散が始まっていますが、これからピークに入るでしょう。西日本ではスギ花粉に変わり、ヒノキ花粉が増えてくる見込みです。ヒノキ花粉に反応される方は、4月に入っても花粉対策が必要でしょう。
こまめに掃除を心がけるなど、家の中に入った花粉もこまめに除去するようにした方が良さそうです。

帰宅後の花粉対策

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外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。