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東北地方は日中に雨が強まったあと、急激に気温が下がっています。14日(火)朝は冷え込みが強まるため、今夜は暖かくしてお休みください。今週は天気と気温の変化が激しくなります。年度末を前に、体調を崩さないようにお気をつけください。

雨のあと気温急降下 14日朝は冷える

13日(月)の東北地方は寒冷前線の通過に伴い、昼前後を中心に雨脚が強まりました。寒冷前線は暖かな空気と冷たい空気の境目でもあります。朝は南から暖かな空気が入り、仙台では10℃以上の暖かさでしたが、雨の降りだしとともに冷たい空気と入れかわりました。午前11時過ぎに最高気温15.3℃を観測したあと、わずか2時間足らずで気温は一ケタに下がりました。
今夜はこのまま気温が下がり、仙台の14日(火)の最低気温は3℃の予想です。日中も気温は上がりにくく、最高気温は12℃でしょう。
ともに平年よりは高く3月下旬並みですが、このところの暖かさになれた体には空気が冷たく感じられそうです。

今週は天気も気温も大きく変化 週末は雪の可能性も

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14日(火)は各地で天気は回復して日差しは戻りますが、気温の傾向は同じです。雨上がりで花粉の飛ぶ量は多くなりそうですから、対策はしっかりとしておきましょう。
その後も、2~3日の周期で天気と気温が変化する見込みです。
15日(水)は広く晴れますが、朝は寒さの底で、東北北部や内陸は氷点下の冷え込みでしょう。日中は暖かな空気が入り、桜が咲くころの陽気に。一日の寒暖差が大きいため、重ね着で調節をしましょう。
16日(木)も一日の気温差が大きく、日本海側を中心に雨や山沿いで雪の降る所があるでしょう。
次に天気のポイントになりそうなのが、18日(土)を中心とした週末です。雨のあとは寒の戻りとなって、最高気温は一桁の所が多くなるでしょう。
今のところ雨マークだけですが、18(土)は山沿いを中心に雪に変わる可能性があります。今後の情報にご注意ください。

花粉対策も万全に

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花粉が飛びやすい条件は大きく3つあり、今週は条件に当てはまる日が多くなります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。