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きょう9日も九州から東北にかけて広くスギ花粉が飛散するでしょう。特に、四国や東海、関東を中心に大量飛散となりそうです。ヒノキ花粉も飛散している所があり、注意が必要です。

きょう9日も大量飛散

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スギ花粉が広くピークとなっており、きょう9日も九州から東北にかけて広く飛散するでしょう。特に、四国や東海、関東を中心に朝から大量飛散となりそうです。また、ヒノキ花粉も九州から関東を中心に飛散するでしょう。花粉症の方は万全な対策が必要です。

午後は、九州や中国、四国では次第に雨が降り、花粉の飛散はやや抑えられるでしょう。

この先1週間も大量飛散の日が多い

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この先1週間も花粉の飛散は「非常に多い」所が多いでしょう。13日(月)頃は雨が降り、九州から関東では花粉の飛散は抑えられますが、14日(火)以降はまた増える見込みです。

まだ万全な花粉対策が必要な日が多くなりそうです。

ピークはいつまで続く?

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スギ花粉飛散のピークは、福岡では3月上旬までですが、高松や広島、大阪、名古屋では3月中旬にかけて続く予想です。金沢、東京、仙台では3月下旬まで注意が必要です。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まる所が多くなります。 福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

しばらくの間、花粉症の方は対策が必要です。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。