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きょう9日も高温傾向が続くでしょう。最高気温は全国的に平年より高く、関東ではゴールデンウィーク頃の陽気になりそうです。

広く季節先取りの暖かさが続く

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きょう9日も全国的に高温傾向が続くでしょう。

九州から東海、北陸の最高気温は20℃前後で、昨日と同じくらいになりそうです。4月並みの所が多く、季節先取りの暖かさが続くでしょう。ただ、昼頃からは所々で雨や雷雨になりそうです。

関東は日差しがたっぷりで、南風が強まり、気温がグングン上がるでしょう。最高気温は22℃くらいで、ゴールデンウィーク頃の陽気となりそうです。日中は上着がいらないくらいで、長袖シャツやカットソーで快適に過ごせるでしょう。朝晩は羽織るものがあると良さそうです。

東北や北海道の最高気温は昨日より3℃前後低くなる所が多いでしょう。それでも平年より高く、この時期としては暖かい見込みです。積雪の多く残る所では引き続き融雪災害に注意が必要です。

急な雪解け 注意点は?

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暖かくなることで心配されるのが雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。

① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。

③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。道路の冠水に十分ご注意ください。