きょう8日も全国的に晴れて、気温が上昇。最高気温が20℃以上の所や、5月並みの陽気の所もありそう。スギ花粉の大量飛散が続くため、万全な対策を。
北海道は所々で雨
きょう8日も本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。
沖縄や九州から東北南部にかけては、ほとんど雲がなく、すっきりと晴れるでしょう。東北北部は、朝晩を中心に雲が広がりますが、日中は晴れる見込みです。午前5時現在、乾燥注意報が発表されている所が多く、火の取り扱いにご注意ください。
一方、北海道は気圧の谷に伴う雲が近づいていて、午後は北部を中心に所々で雨が降るでしょう。ただ、日中は日の差す時間もありそうです。
3月上旬としては記録的な暖かさ
きょう8日の最高気温は、3月上旬としてはかなり高くなり、異例の暖かさが続きそうです。
沖縄は23℃くらいの所が多く、快適な陽気でしょう。九州から東北は20℃前後まで上がる所が多い見込みです。東京は22℃の予想で、ゴールデンウィーク頃の暖かさでしょう。名古屋は21℃と、4月中旬並み。ただ、同じ21℃でも仙台は5月下旬並みと、北ほど平年を大幅に上回る暖かさになりそうです。
北海道は10℃を少し超えるくらいの所が多いでしょう。札幌は3月上旬に3日連続で10℃以上と、統計開始以来の連続記録を更新しそうです。
外出時の花粉対策
暖かさが続くため、きょう8日も九州から関東ではスギ花粉が大量に飛ぶでしょう。花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
マスクを使用すると、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
森朋之
廣津留すみれ
しいたけ.
