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道内は2月末から気温の高い状態が続いており、昨日(6日)は道内アメダス24地点で10度以上まで上がるなど、4月上旬から中旬並みの最高気温となった所が多くなりました。この先一週間は道内広い範囲で4月並みの気温となりそうです。今日(7日)は札幌でも既にこれまでの記録を更新する暖かさとなっています。明日(8日)は道北でも雨が降り、雪解けがさらに進むでしょう。雪崩や融雪による災害に注意が必要です。

気温ぐんぐん上昇 記録的な暖かさ

昨日の道内は、網走地方の佐呂間で最高気温が最も高く、12.8度まで上がりました。気温を観測している道内アメダス174地点のうち、佐呂間を含む24地点で10度以上となりました。札幌でも10.7度と、3月上旬としては3年ぶりに最高気温が10度以上となりました。

今日も北海道の上空には非常に暖かい空気が流れ込む状態が続きます。午後を中心に日差しに恵まれ、昨日よりさらに気温の上がる所もあるでしょう。札幌では午前11時までに既に11.5度まで上がっており、ここまで最高気温が上がるのは年初から3月上旬までの期間にかけてでは初めてのことで、1877年の統計開始以来最も高くなりました。

明日は道北でも雨 雪解け進む

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明日朝は今朝より冷え込みが強まります。マイナスの気温となる所も多く、日中に解けた雪が再び凍結し、滑りやすくなる恐れがあります。車の運転の際や歩行の際など、スリップ事故や転倒に十分注意して下さい。

ただ、日中は再び気温が上がりそうです。最高気温は4月上旬から中旬並みの所が多くなります。今日は目立った天気の崩れのない道内ですが、明日は気圧の谷が通過するため、道北を中心に天気が崩れるでしょう。気温が高いため、降り物は道北でも雨となる見込みです。気温が高く、雨も降るため、雪解けはさらに進むでしょう。

標高1000メートル付近でも雨や湿った雪となる恐れがあり、雪崩や融雪災害の危険性が高まります。バックカントリースキーや冬山登山などには非常に危険な時期となっています。既に多くの災害が起こっているため、危険な場所には近づかないようにして下さい。