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この先、週末にかけて九州~東北まで花粉の大量飛散が続く見込みです。また、10日(金)は九州~東北南部にかけて「黄砂」が飛来する予想です。花粉+黄砂のダブルパンチ対策は?

花粉大量飛散+黄砂=ダブルパンチ

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この先、週末にかけて、全国的に季節先取りの暖かさが続く見込みです。九州~関東では、連日のように最高気温が20℃前後まで上がり、北陸や東北でも15℃以上と、4月並みの気温となりそうです。

このため花粉は、週末にかけて九州~東北の広い範囲で「非常に多い」予想です。また、10日(金)午後は、九州~東北南部にかけて、黄砂が飛来する予想です。花粉+黄砂とダブルパンチになり、花粉症の方はアレルギー症状が強くでる場合があるため注意が必要です。

黄砂・花粉を防いで快適に

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春は、黄砂や花粉が飛びやすいシーズンです。黄砂や花粉をなるべく防ぐには、以下のような対策がおすすめです。

① 外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段から、この習慣を心がけていただきたいものです。

② 新型コロナウイルス感染予防のためにも、こまめな換気が求められていますが、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。

花粉のピークいつまで?

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花粉飛散のピークは、九州から近畿、東海で3月中旬にかけて、関東や北陸、東北で3月下旬にかけてとなりそうです。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まるところが多くなります。 福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があります。今シーズンは、例年より長く対策が必要となりそうです。