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きょう7日(火)は、日中は晴れて、空気が乾燥。気温が上がって、九州から関東では、広く花粉の飛散が「非常に多い」予想。外出時だけでなく、帰宅時も花粉を家の中に持ち込まないように注意を。

九州から関東で大量飛散

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きょう7日(火)、日中は広く晴れて、空気が乾燥するでしょう。日差しとともに気温が上がり、各地で春本番の陽気となる見込みです。「晴れ」「乾燥」「気温上昇」と、花粉の飛びやすい条件が揃うため、九州から関東では、花粉の飛散が「非常に多く」なりそうです。北陸や東北は「少ない」や「やや多い」予想ですが、花粉症の方は、油断しないで、しっかりと対策をなさってください。

今月末にかけて、スギ花粉の飛散のピークが続きます。また、ヒノキの花粉も飛び始めている所があります。今シーズンは、前シーズンに比べて、花粉の飛散量が多い予想ですので、これまで症状が弱かった方も、万全の対策でお過ごしください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。

① メガネは、できればゴーグルタイプのもの(防御カバー付きメガネ)がおすすめですが、通常のメガネを付けるだけでも、花粉対策になります。メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネを使用しただけでも、眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。顔とマスクとの間に隙間ができてしまうと、そこから花粉が入ってしまうため、できるだけ顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)で、さらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 外出の際は、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。また、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも効果的です。

帰宅時の花粉対策

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帰宅した際は、体についた花粉を室内に持ち込まないようにすることが大切です。換気をする際も、なるべく室内に花粉を入れないように心がけましょう。

① 室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉をよく払い落としましょう。帰宅後は、うがいや洗顔で、喉に流れた花粉や顔についた花粉を落とすのもおすすめです。花粉が大量に飛ぶと予想される日には、なるべく洗濯物や布団を外に干すのは避けるか、外に干した場合は、花粉をしっかり払い落としてから、取り込みましょう。

② 換気をする際は、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすると、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

③ 床やカーテンなどには、花粉が多数付着している可能性があります。濡れた雑巾やモップなどを使って、こまめに拭き掃除をしましょう。カーテンは、定期的に洗濯をするのがおすすめです。