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きょう5日(日)、金星と木星が接近。今夜は天体ショーが楽しめる所が多いでしょう。日中は過ごしやすい所も、日が沈むとグッと冷えます。星空観察は、暖かくしてお楽しみ下さい。

宵の明星の金星と木星が接近

2月から、日の入り後の空で、金星と木星が明るく輝いています。日々高度を下げる木星と、逆に高度を上げてきた金星は、1カ月を通して次第に近づくように移動してきました。最接近は3月2日(木)でしたが、最接近の後も数日間は双眼鏡の同一視野内で見ることができます。肉眼でもよく見えるため、今夜5日(日)も晴れる所は、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

日の入りから30分後のまだ明るい空でも、約マイナス4等と明るく輝く金星はすぐ見つけられるでしょう。そのすぐ隣に並ぶ木星も約マイナス2等で、十分に見つけられる明るさです。時間が進むと、2つの惑星は低い空に移っていきますが、暗くなっていく空の中で圧倒的に明るい惑星が寄り添う光景は、とても美しく映えそうです。日の入り1時間後の高度が約15度と低いので、西の空が開けたところで観察しましょう。

参照:国立天文台ホームページ
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/03-topics01.html

今夜 広く天体ショーが楽しめる

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5日(日)夜は、西日本と北日本は広い範囲で、天体ショーが楽しめるでしょう。東海から関東は雲が広がりやすく、沿岸部は雨、標高の高い山では雨か雪となりそうです。

日中は、西日本では最高気温が15℃前後まで上がりポカポカですが、日が沈むとグッとヒンヤリします。重ね着などうまく調節して、星空観測をお楽しみ下さい。