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向こう1か月は、暖かい空気に覆われやすく、気温が平年より高くなるでしょう。まだまだ雪の残っている地域は多いですが、雪解けの進む1か月となりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(3月4日~10日) 大雪はなし 来週は2桁の気温も?

今日(2日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
明日(3日)は、道東方面で晴れ間が出るくらいで雲が広がり、午後は道北や道央を中心に雪の降る所があるでしょう。大雪にはならない見込みですが、山沿いでは一時的に降り方が強まりそうです。
土曜日から来週の前半にかけては、全道的に天気が大きく崩れることはなく、道東方面を中心に晴れ間の出る日が多くなるでしょう。

気温は日曜日からぐっと高くなり、4月並みの暖かさとなる所も多いでしょう。道央や道南方面を中心に、再び2桁の気温まで上がる所もある見込みです。
日差しの力も借りて雪解けがさらに加速するため、屋根からの落雪やなだれに注意し、融雪による土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水などにも十分注意してください。

2週目(3月11日~17日) 高めの気温が続く 雪解けによる事故に注意

気圧の谷の影響を受けやすくなるため、日本海側では平年に比べて曇りや雨、雪の日が多くなるでしょう。太平洋側とオホーツク海側は平年よりも晴れる日が少ない見込みです。

気温は引き続き平年より高く、季節は足早に春へと向かうでしょう。この頃には、太平洋側など雪の少ない地域では積雪が0になる所も多くなりそうです。
なお、雪解けの進む時期は、道路に深い轍(わだち)ができて車が埋まってしまう可能性も高くなります。車で外出の際は、万が一のためにスコップやスノーヘルパーを積んでおくとよいでしょう。

3~4週目(3月18日~3月31日) 引き続き季節の歩みは早い

高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるでしょう。太平洋側やオホーツク海側では平年と同様に晴れる日が多くなる見込みです。

気温は平年より高い予想で、3月中に本格的な春を感じられる所も多くなっていきそうです。季節の変わり目は体調を崩しやすいともいわれています。特に北海道は急に暖かくなったり、寒くなったりと気温変化が大きいため、体調管理に十分注意してください。

2023年 第3回桜の開花予想発表

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今日(2日)、2023年の第3回桜開花予想を発表しました。
3月は全国的に気温が平年よりかなり高い予想となっているため、桜の開花は平年より早い所が多くなるでしょう。

北海道も例外ではなく、記録的に早かった昨年と比べると3日前後遅い所が多くなりますが、それでも広い範囲で平年よりは5日くらい早い開花となりそうです。
札幌など、ちょうど大型連休の頃に見頃を迎える所もあるでしょう。お花見の予定などは、早めに立てておくのも良いかもしれません。