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関東地方は、春の「K」に要注意。春に注意が必要な「K」とは頭文字にKがつくもので、この先、注意が必要なのは、気温差・花粉・乾燥です。

高温傾向も油断せず 気温差に注意

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まずは「気温差」に注意が必要です。

関東地方は2日(木)も最高気温は18℃くらいまで上がり、4月並みの暖かさになるでしょう。ただ、油断は禁物です。夕方以降は北風が強まり、気温は急降下。夜は風が冷たいでしょう。日中と夜の気温差に注意が必要です。お帰りが遅くなる方は風を通しにくい上着があると良さそうです。

3日(金)の最高気温は13℃くらいで、季節先取りの暖かさはないでしょう。これで平年並みですが、薄着ではヒンヤリしそうです。服装選びにお気を付けください。

4日(土)以降は日に日に気温はアップし、来週以降は季節先取りの暖かさが続くでしょう。日中は20℃ほどと、上着がいらないくらいの暖かさの日が増えてきそうです。

花粉が大量飛散で長期戦か

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次に注意が必要なのが「花粉」です。

関東地方ではスギ花粉がピークを迎えており、3月下旬にかけてピークが続くでしょう。今年の花粉の飛散量は例年の2倍程度と予想されています。今年は大量飛散が見込まれ、ピークの時期も長くなる可能性があります。スギ花粉のピークが終わると、今度はヒノキ花粉のピークが始まります。4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉のピークを迎えるでしょう。

花粉症の方はしばらくの間、マスクに加えてメガネを使うなど万全な対策が必要です。

乾燥に注意

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空気の「乾燥」にも注意が必要です。

3日(金)から12日(日)頃までは晴れる日が多く、天気の大きな崩れはないでしょう。空気が乾燥する日が多くなりそうです。

3月1日(水)から7日(火)は「春の火災予防運動」が実施されています。乾燥や強風で火災の広がりやすい気象条件になる季節です。火災のニュースも多くなっていますので、注意が必要です。

火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。