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北海道では、今日(28日)正午の時点で、すでに気温が2桁となった所もあり、ぐんぐんと気温が上がってきています。札幌では午前11時57分に10.3度まで上がり、2月としては54年ぶりの2桁となっています。

これまでに観測された気温まとめ

今日(28日)正午までの最高気温は、広く7度前後で、すでにこの時期としてはかなり高めの気温となっています。
札幌では午前11時57分に気温が10.3度まで上がり、2月としては54年ぶりの2桁となりました。また、後志地方の黒松内では午前10時30分に10.1度を観測し、1978年の統計開始以来、初の2桁となりました。

その他、主な都市の正午までに観測された気温は、以下の通りです。
旭川 9.0度
網走 9.4度
函館 10.2度
帯広 8.9度
釧路 5.3度

なお、道内で最も高くなったのは、渡島地方の北斗で10.9度と、道内では1月14日以来の2桁の気温となりました。

落雪やなだれの危険あり 気温はどこまで上がる?

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今日(28日)の予想最高気温は、広く8度前後で、網走や函館、帯広など10度くらいまで上がる所もある見込みです。各地で4月上旬から中旬並みの暖かさとなり、広い範囲で日差しも十分にあるため、午後もぽかぽか陽気となるでしょう。
積雪の多く残る地域では、雪解けが加速しそうです。融雪による土砂災害や低い土地の浸水、屋根からの落雪、なだれなどには引き続き注意してください。

なお、主な都市で10度以上まで上がれば達成される記録は以下の通りです。
北見:2月としては1977年の統計開始以来、初の2桁
岩見沢:2月に2桁は13年ぶり、2度目
網走:2月に2桁は8年ぶり、6度目
帯広:2月に2桁は3年ぶり、6度目