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この先は暖かさが続き、スギ花粉の飛散がピークに。3月5日(日)頃からは、九州から北海道で「かなりの高温」。雪解けによる災害にご注意を。

3月1日(水)~7日(火) 気温上昇 寒さは限定的

あす3月1日(水)は、昼頃までは晴れる所が多い見込みです。ただ、午後は前線が本州付近を通過するため、日本海側を中心に雨が降るでしょう。また、暖かい南よりの風が強まります。東京の最高気温は20℃と、目先の暖かさのピークになり、一気に春を感じられる3月のスタートになりそうです。

2日(木)は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。3日(金)にかけて、一時的に寒気が流れ込むため、日本海側では雪の降る範囲が広がりそうです。雪が解けた所に、また新たな雪が積もるでしょう。4日(土)以降は全国的に晴れる所が多いですが、関東など太平洋側の一部で雨が降りそうです。

気温はこの時期としては高く、5日(日)頃からを対象に、九州から北海道には「高温に関する早期天候情報」が発表されています。雪が多く残っている所では「全層なだれ」「土砂災害」「屋根からの落雪」など、融雪災害にご注意ください。また農作物の管理に注意が必要です。

3月8日(水)~13日(月) 高温傾向続く 花粉に注意

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3月8日(水)から11日(土)にかけては、おおむね晴れる見込みです。12日(日)は雲が増えて、西日本を中心に雨が降るでしょう。13日(月)も雨の降る所がありますが、雪は北海道が中心で、季節が進みそうです。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年より高い日が続くでしょう。九州から関東では、朝晩も極端に冷えることはなく、春物のコートの出番が増えそうです。ただ、スギ花粉の飛散がピークになる時期。しっかりと対策をしましょう。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。