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きょう23日・天皇誕生日の花粉情報。福岡や大阪で「非常に多い」予想。週末以降は、東京などでも大量飛散か。いよいよスギ花粉の飛散がピークへ。

福岡と大阪「非常に多い」

きょう23日・天皇誕生日の花粉飛散量は、福岡と大阪で「非常に多い」予想です。高知は「多い」となっていて、雨上がりは花粉が大量飛散するでしょう。

広島と愛知、東京は「やや多い」予想で、対策が必要です。家の中でゆっくり過ごすという方も、床に落ちた花粉などが影響することもあり、油断できません。

九州南部は、断続的に雨が降るため、花粉の飛散は抑えられそうです。

東京でもピーク入りか

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週末以降、スギ花粉の飛散がピークを迎える所も出てきそうです。

あす24日(金)は東京で「やや多い」ですが、雨で花粉の飛散は「少ない」所が多いでしょう。25日(土)以降は、福岡では「非常に多い」予想。東京や広島も「多い」や「非常に多い」日が増えてきそうです。

スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。万全な対策をしてください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
マスクをつけることで、花粉を吸いこむ量をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。