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スギ花粉のピーク時期が近づいています。すでに飛散開始している九州では、25日(土)以降、花粉の飛散量は連日「非常に多い」見込みで、今週末にもピーク期に入りそうです。関東も来週は次第に多く飛ぶ予想で、大量飛散する日が近いでしょう。しっかり花粉対策を。

あす23日 九州など「非常に多い」

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あす23日は、本州付近を気圧の谷が通過します。
九州から関東にかけて午前中を中心に雨でしょう。

花粉の飛散量は九州や近畿、東海の太平洋側で「非常に多く」飛ぶ所がある見込みです。関東も午前は雨の所がありますが、「やや多い」花粉が飛ぶでしょう。花粉に敏感な方は、しっかりと対策をなさってください。

まだ花粉症の症状の出ていない方も早めの対策を

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きのう21日、日本気象協会は「2023年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測 第4報」を発表しました。

2月は九州から東北南部の一部の地域でスギ花粉の飛散が始まり、いよいよ花粉シーズンが本格化する見込みです。
すでに飛散開始となっている九州を中心にピーク時期が近づいています。今年は例年よりも多くなる所がほとんどで、ピーク時期も例年より長くなる可能性があります。

来週は一気に春めくとともに、花粉の飛散量が急に増える所も出てくるでしょう。まだ花粉症の症状が出ていない方も、早めの対策が必要です。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、服装を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。

①洋服は、素材によって、花粉が付着しやすいものと、付着しにくいものがあります。一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

②花粉が付着しやすいのは、洋服だけでありません。露出している頭や顔は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも、効果的です。また、手袋をすると、手に付着する花粉を減らすことができます。