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あす23日(木・天皇誕生日)からの飛び石連休は、冬の寒さが続きそう。週明けは一転して気温上昇。スギ花粉の飛散はピーク突入。

23日(木・天皇誕生日)~3月1日(水) 週末まで厳寒

この先1週間は、週末を境に季節が前進。厳しい寒さも、週明けには和らぎそうです。

あす23日(木・天皇誕生日)は気圧の谷の影響で、九州から関東では昼頃にかけて、所々で雨が降るでしょう。山沿いでは雪になる所があり、明け方から朝は、東京都心周辺でも雪がまじる可能性があります。一方、午後は東北と北海道の日本海側で、雪や雨の範囲が広がるでしょう。

24日(金)は本州の南岸を低気圧が進むため、広い範囲で雨が降りそうです。関東では大雪になることもある気圧配置ですが、今回は寒気の流れ込みが弱いため、平野部では雨でしょう。

その後、25日(土)~26日(日)は一時的に冬型の気圧配置に変わり、日本海側では断続的に雪が降りそうです。冷たい北よりの風が強まり、今週末は再び真冬のような厳しい寒さになるでしょう。

27日(月)と28日(火)は広く晴れて、気温がグンと上がりそうです。28日(火)の札幌の最高気温は7℃と、平年より大幅に高くなるでしょう。3月のスタートは雨が降るものの、春本番の暖かさ。積雪が多い地域では雪どけが急に進みそうです。大規模ななだれが発生する可能性があり、屋根からの落雪などにもご注意ください。

3月2日(木)~7日(火) 季節は春へ スギ花粉ピークに

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短い周期で天気が変わるでしょう。3月2日(木)は雨が降る所も、天気が回復しそうです。4日(土)と5日(日)は日本海側で雪や雨が降りますが、寒気の流れ込みは一時的でしょう。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年並みか平年より高い日が続きそうです。九州から関東の最高気温は15℃を超える日もあり、日中は冬のコートがいらないくらいの暖かさでしょう。気温からも、春の訪れを感じられそうです。

暖かくなると、ピークを迎えるのがスギ花粉の飛散です。花粉で症状が出る方は、しっかりと対策をしましょう。

花粉のピーク予測

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スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるでしょう。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まる所が多くなりそうです。