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きょう20日は、関東から九州では所々で花粉が「やや多く」飛ぶでしょう。花粉症の方は対策を。スギ花粉の飛散ピークが迫っています。今シーズンは関東甲信を中心に大量飛散となる予想で、万全な対策が必要です。

きょう20日は関東~九州は「やや多い」所も

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きょう20日は、日本海側は雪が降りますが、太平洋側は晴れ間が広がるでしょう。関東南部や四国、九州では花粉が「やや多く」飛ぶ所が多い予想です。花粉の方は対策をなさってください。

東海や近畿、中国地方は「少ない」見込みですが、少ないながらも花粉は飛びますので、花粉に敏感な方は対策をなさってください。

今シーズンは大量飛散も

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今シーズンの花粉飛散予測は、九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みで、万全な対策が必要です。北海道は例年よりやや少ないでしょう。

スギ花粉のピーク迫る

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スギ花粉飛散のピークが迫っています。福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があります。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。