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きょう19日(日)の関東地方は、沿岸部を中心に南風がビュービュー吹き、交通機関に影響も。このあと、東京都心も南風が強まれば、「春一番」となる可能性があります。南風の所と北風の所では気温差も大。今後の見通しは?

関東沿岸部 強風注意 交通に影響も

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きょう19日(日)の関東地方は、神奈川や千葉など沿岸部を中心に、朝から南風が強まっています。午前10時の最大風速は横浜市や三浦市、千葉県館山市などで10メートルを超え、瞬間的には25メートル近くの突風が吹いています。風速25メートルというのは、看板やトタン板がはがれ、高速の運転中でハンドルをとられる恐れがあるレベルです。

強風の影響で、交通に影響も出ています。JRによると、強風の影響で架線に飛来物が付着したため、東海道新幹線の新横浜~小田原の上りで運転を見合わせ中(11時現在)。千葉県の内房線などで、一部区間が遅延や運転見合わせ中(11時現在)。また、千葉県のアクアラインでは速度規制となっています。

このあと夕方にかけて、神奈川や千葉など南部沿岸部を中心に平均風速12メートル~15メートル、瞬間的には25メートル以上の暴風が予想されています。また、神奈川県東部(横須賀市・三浦市)には、波浪警報発表中です。日中いっぱいは暴風や高波に警戒が必要です。

日中は南よりの風ですが、夜は北風に変わり次第に風は弱まる見込みです。

南風と北風で気温差10℃以上

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南風が吹いている所と、北風が吹いている所では、気温差も大きくなっています。

午前10時の気温は、南風の横浜では19.0℃ですが、北風の東京都心では9.8℃と、10℃くらい気温差があります。

このあと、寒冷前線が本州付近を南下して、関東地方に接近するのに伴い、東京都心も南風が強まり、最高気温は18℃まで上がる見込みです。ただ、夜は北風に変わり、グッと寒くなりそうです。

冬の寒さが戻る

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あす20日(月)は冬型となり、寒気が南下。この時期らしい寒さに戻る見込みです。21日(火)~22日(水)は、各地とも最高気温は10℃を下回り、東京都心は8℃前後の予想です。日々の気温差に加え、一日の中でも気温差が大きくなるため、体調管理にご注意下さい。