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きょう18日は暖かさと強い風で、花粉が飛びやすい条件に。来週にかけて九州で大量飛散の予想。万全な対策を。

スギ花粉 シーズン突入へ

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きょう18日は、日本海側から天気が下り坂で、次第に雨の範囲が広がりそうです。ただ、南よりの風が強まり、気温がグンと上がるため、花粉が飛びやすいでしょう。花粉飛散量は、東京や大阪、福岡で「やや多い」予想です。あす19日(日)は雨が降って花粉の飛散が抑えられる所もありますが、福岡は「多い」となっています。

九州は20日(月)以降、「非常に多い」や「多い」と、本格的な花粉シーズンの到来となるでしょう。花粉で症状が出る方は、しっかりと対策をしてください。

花粉 ピーク予測

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スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があるでしょう。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ヒノキ花粉のピークが始まります。福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
マスクを着用することで、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。