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きょう17日は、九州から関東にかけて、花粉の飛散に注意が必要です。特に九州では花粉の飛散量が「非常に多い」見込みです。「少ない」予想の所でも対策を万全にしてお過ごしください。

スギ花粉飛散 九州では「非常に多い」

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きょう17日は、九州から関東にかけての太平洋側を中心に晴れて、きのう16日よりも気温が高くなる所が多いでしょう。特に九州などは最高気温が15℃前後まで上がり、ポカポカ陽気になりそうです。そのため、花粉の飛散に注意が必要です。

九州では花粉の飛散が「非常に多い」所があるでしょう。四国も「やや多い」所がありそうです。中国地方、近畿、東海、関東甲信、北陸は「少ない」ものの、油断はできません。

今年の花粉の飛散量は、九州から東北で前シーズンより多く、特に四国・近畿・東海・関東甲信で非常に多い予想です。九州は、まもなく2月下旬から3月上旬が花粉の飛散のピークとなりそうです。

きょう17日のように気温が上がると、花粉は多く飛散する可能性が十分にありますので、これからの時期は注意が必要です。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。