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18日(土)から19日(日)にかけては、日本海から前線を伴った低気圧が近づき、関東では気温が急上昇。南よりの風が強まって、「春一番」の吹く可能性があります。花粉の飛散も急激に増えるおそれがあるため、花粉症対策が必要。

19日(日) 関東で春一番か?

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17日(金)は高気圧に覆われて、関東地方にはたっぷりの日差しが降り注ぐでしょう。最高気温は10℃を超える所が多く、ここ数日の寒さが少し和らぎそうです。
18日(土)は日本海から前線を伴った低気圧が近づき、だんだんと南よりの風が強まってきそうです。日差しとともに、気温がグンと上がって、最高気温は14℃から15℃くらい。春を思わせるような陽気になるでしょう。
19日(日)にかけて、日本付近を低気圧が発達しながら通過し、南よりの風がさらに強まりそうです。気温も急上昇して、最高気温は20℃近くまで上がるでしょう。関東では「春一番」の吹く可能性があります(昨年は3月5日)。風が強いため、車の運転される方は横風にご注意ください。
天気は変わりやすく、晴れたり、曇ったり、南部沿岸部ではザっと雨の降る所があるでしょう。お出かけには雨具があると安心です。

18日(土) 花粉の飛散が急激に増える

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関東南部では先週からスギ花粉の飛散が始まり、スギ花粉のシーズンがスタートしています。

花粉の飛散が開始してからは、関東では気温の低い状態が続き、花粉の飛んでいる量はまだ「少ない」です。ただ、気温の上がる18日(土)は南部で今シーズン初の「やや多い」が予想されます。花粉の飛ぶ量が急激に増えるおそれがあり、これまで花粉の症状を感じていない方も注意が必要です。
19日(日)も南部を中心に花粉の飛ぶ量は「やや多い」でしょう。お出かけを予定されている方は、対策をなさってください。

帰宅後の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、室内に入る花粉を減らすよう、以下のことを心がけましょう。

① 花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると、大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
② 床やカーテンなどには、花粉が多数付着している可能性があります。濡れた雑巾やモップなどを使って、こまめに拭き掃除をしましょう。カーテンは、定期的に洗濯をするのがおすすめです。
③ 花粉が大量に飛ぶと予想される日には、なるべく洗濯物や布団を外に干すのは避けるか、外に干した場合は、花粉をしっかり払い落してから、取り込みましょう。

寒暖差に注意

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20日(月)は冬型の気圧配置に変わって、平野部は晴れるでしょう。ただ、北部では雪雲の流れ込む所がありそうです。最高気温は平年よりまだ高いですが、北よりの風に変わって、風が冷たく感じられるでしょう。
21日(火)と22日(水)は日差しがあっても10℃に届かず、真冬の寒さに逆戻りしそうです。寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。