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明日16日(木)の朝は、今回の寒さのピーク。関東の広い範囲で氷点下の冷え込みになって、東京都心でも0℃くらいまで下がりそうです。週末は気温が急上昇して、花粉の飛散が急激に増えるおそれがあります。早めの対策を心がけましょう。

明日16日(木)の朝 寒さのピーク

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今日15日(水)は、日本付近は強い冬型の気圧配置になっていて、寒気が居座っています。
関東地方は先週末の春のような陽気からは一転して、13日(月)から冬の寒さが戻りました。今日15日(水)の東京都心の最高気温は7.8℃と、真冬の寒さ。北よりの風が強めに吹いて、日中も震えるような寒さになりました。

今回の寒さのピークは、明日16日(木)の朝になりそうです。東京都心や千葉は0℃、宇都宮ではマイナス5℃くらいまで下がるでしょう。上の図のように広い範囲で氷点下の冷え込みになりそうです。明日16日(木)も、朝の通勤、通学の際は万全な寒さ対策が必要です。

週末は気温急上昇 21日(火)は真冬の寒さに逆戻り

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明日16日(木)の日中も真冬のような寒さが続くでしょう。日差しがたくさん降り注いでも、最高気温は10度に届かず。東京都心は8度の予想で、今日15日(水)と同じくらいでしょう。

17日(金)からは日ごとに気温が上がって、18日(土)の日中は15℃近く。季節先取りの暖かさになりそうです。19日(日)は本州付近を前線が通過するため、午後を中心に雨の降る所があるでしょう。ただ、午前中は日差しがあって、南よりの暖かな風が吹くため、最高気温は15℃を超える所もありそうです。

20日(月)の日中は天気が回復して、最高気温は15℃くらいまで上がるでしょう。ただ、20日(月)の夜からは北よりの風が強まって、再び寒気が流れ込んできます。21日(火)と22日(水)の日中は、日差しがあっても10度に届かず、真冬の寒さに逆戻りしそうです。
この先も寒暖の差が激しくなりますので、体調を崩さないよう、お気をつけください。

週末 花粉の飛ぶ量が一気に増える

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関東南部では先週からスギ花粉の飛散が始まり、スギ花粉のシーズンがスタートしています。

今日15日(水)現在、花粉の飛んでいる量は、まだ「少ない」ですが、気温が上がる18日(土)は南部で今シーズン初の「やや多い」が予想されます。花粉の飛ぶ量が一気に増えるおそれがあり、これまで花粉の症状を感じていない方も注意が必要です。
早めの対策を心がけてください。

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。