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季節は冬から春に向かっています。向こう2週間は、この時期らしく寒暖差が大きくなりますので、体調管理にお気をつけください。花粉の飛散も増えるでしょう。

15日~21日 冬型の気圧配置になっても長くは続かず 寒暖差大きい

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季節が冬から春に移り変わっていることは、気圧配置からもわかります。向こう一週間、冬型の気圧配置になっても長くは続かないでしょう。

あす15日は、冬型の気圧配置が続き、季節風が吹きつける見込みです。雪雲が、日本海から北海道や本州に次々に流れ込むでしょう。発達した雪雲がかかるのは山沿いが中心です。九州北部には雨雲が流れ込み、一部で雪になることがあるでしょう。

16日から17日は、本州付近は西から高気圧に覆われて、九州から関東を中心に日差しが届く所が多い見込みです。一方、東北や北海道では日本海からの雪雲の流れ込みが続き、17日には気圧の谷の通過で、太平洋側も含めて広く雪が降るでしょう。

18日から19日にかけて、本州付近に延びる前線の影響で、九州から関東を中心に雨が降り、甲信付近では雪になる所がある見込みです。東北や北海道も気圧の谷の通過で、雪や雨が降るでしょう。

20日から21日は、冬型に気圧配置になる見込みです。寒気の流れ込みのタイミングには、まだ予報に幅がありますが、西回りで強い寒気が流れ込む可能性があります。日本海から雪雲が、北海道から九州に次々に流れ込み、雪雲は太平洋側にも流れ込むことも考えられます。冬に経験したほどの雪雲の発達はないとみられますが、雪への警戒、注意が必要です。

まだ余寒が厳しい日もありますが、次の週末から週明けは、最高気温は九州から関東で15℃くらいまで上がるなど、春本番を思わせるくらいになるでしょう。気温の大きな変化で、体調を崩さないようお気をつけください。

22日~27日 関東など太平洋側も晴れ続かず 寒暖差大きくなる可能性

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22日から27日この期間も、冬型の気圧配置になり、寒気が流れ込むことがあるでしょう。とはいうものの、冬型の気圧配置は続くことはなく、この期間の後半ほど、本州の南を低気圧が進んだり、前線が延びたりすることがありそうです。関東など太平洋側では、乾燥した晴れの日ばかりではなく、雨が降る日があるでしょう。

22日から27日この期間も、気温の変化が大きくなる可能性があります。関東などで、冷たい雨になることもあるかもしれません。今後、最新の気象情報をご確認ください。

本格的な花粉シーズンへ 花粉が飛びやすい条件と対策

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東京都など、すでにスギ花粉は飛散開始になっている所があり、飛散はさらに増えるでしょう。飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日です。

花粉が飛びやすい条件は、晴れて気温が高い日、空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日や気温の高い日が2、3日続いた後です。

花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、上着を玄関先で、はたくなど、室内に入る前に洋服や髪の毛についた花粉を落としましょう。