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あす10日(金)から11日(土)にかけて、関東甲信や東北南部では山沿いを中心に大雪に警戒が必要。14日(火)から15日(水)頃は強い寒気が流れ込み、日本海側で雪や風が強まる可能性も。花粉シーズンが始まり、九州では花粉の飛散が「やや多い」予想。花粉症の方は早めの対策を。

1週目(10日~16日):14日(火)から日本海側で雪や風が強まる

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あす10日(金)は、低気圧が発達しながら、本州の南岸を東へ進む見込みです。九州から近畿、東海では太平洋側を中心に雨や風が強まり、局地的に大雨となるでしょう。大気の状態が不安定となるため、落雷や突風にも注意が必要です。関東甲信は、低気圧が近づく前から内陸部を中心に雪が降り、大雪になる所があるでしょう。東京都心など平野部も積雪となり、交通機関に影響の出る可能性があります。また、11日(土)にかけて、東北南部でも大雪になる恐れがあります。最新の気象情報をご確認ください。

12日(日)から13日(月)も、低気圧の影響で雨の降る所が多いでしょう。気温が上がるため、積雪の多い所では、融雪による落雪やなだれにご注意ください。

14日(火)から15日(水)頃は、冬型の気圧配置に変わり、強い寒気が流れ込む見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸では、雪や風が強まるでしょう。大雪や吹雪よる視界不良などに注意が必要です。真冬のような寒さで、晴れる太平洋側でも、寒さが厳しくなりそうです。

2週目(17日~22日):北海道や北陸は厳しい寒さ

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17日(金)以降、北海道や東北の日本海側、北陸では雪の降る日が多いでしょう。東北の太平洋側でも雪の降る日がありそうです。関東は19日(日)~20日(月)頃に雨が降りそうです。東海から九州は晴れる日が多いですが、22日(水)頃は広く雨が降るでしょう。

気温は、北海道や北陸で厳しい寒さの日が多くなりそうです。そのほかの地域は、平年並みの日が多いものの、19日(日)頃は最高気温が10℃に届かず、寒くなるでしょう。重ね着などで、うまく服装を調節なさってください。

花粉シーズン始まる 九州では「やや多く」飛ぶ所も

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九州から関東にかけて、わずかながら、スギ花粉が飛び始めている所があります。まもなく、九州や関東の一部で花粉の飛散が始まり、来週中には、四国や中国地方で飛散開始となる見込みです。

この先、花粉の飛ぶ量は、まだ「少ない」所が多いですが、14日(火)と15日(水)は、九州で「やや多い」予想です。晴れて、空気が乾燥したり、気温が上がる日は、花粉が飛びやすくなります。飛散開始前でも、油断しないで、花粉症の方は、早めに対策をなさってください。