メイン画像
メイン画像

きょう5日(日)は、九州から関東では、花粉の飛散量は「少ない」予想です。晴れて気温も平年並みかやや高く、わずかながら花粉が飛ぶ所もあるでしょう。スギ花粉に敏感な方は、対策をされた方が良さそうです。

「少ない」予想も敏感な方は対策を

きょう5日(日)の花粉の飛散量は、九州から関東でまだ「少ない」予想です。ただ、晴れて空気が乾燥し、気温も平年並みかやや高い所が多くなるでしょう。花粉が飛ぶには条件は良いため、わずかながら飛散することはありそうです。すでに敏感な方は症状が出始めている方もいらっしゃいますので、対策は忘れないようにしましょう。

今週にも本格的な花粉シーズンがスタートか?

画像B
画像B

今シーズンのスギ花粉の飛び始めの時期は、各地で例年並みとなる見込みです。九州や関東の一部では、来週中に飛散の始まる所があるでしょう。福岡は8日(水)、東京は11日(土)の予想です。そのほか、四国や中国地方でも、今月半ばには、飛散開始となる見込みです。

なお、「花粉の飛散開始日」とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した場合の「最初の日」のことです。

外出時の花粉対策

画像C
画像C

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。