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2月1日(水)夜から2日(木)にかけて、低気圧が急速に発達しながら北日本を通過するでしょう。北海道や東北では全く見通しのきかない猛吹雪となる恐れ。

北海道や東北は大荒れ

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2月1日(水)夜から2日(木)にかけて、低気圧が急速に発達しながら北日本を通過するでしょう。北海道や東北では雪を伴って非常に強い風が吹き、大荒れの天気となる見込みです。断続的に雪も強まり、大雪となる所もあるでしょう。

1日(水)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
北海道地方:20メートル(35メートル)
東北地方:20メートル(30メートル)
2日(木)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
北海道地方:25メートル(35メートル)
東北地方:20メートル(30メートル)

走行中のトラックが横転してしまうような台風並みの暴風が吹き荒れ、全く見通しのきかない猛吹雪となる恐れもあります。猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。電線に着雪し、停電が発生する可能性もあります。暖をとるものや懐中電灯も用意しておくと良いでしょう。

道路の気象影響予測 北海道と東北を中心にリスク大

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「道路の気象影響予測」によりますと、北海道と東北では、2日(木)を中心に影響が大きくなる見通しです。猛吹雪や大雪の影響で、車の立ち往生のリスクがあります。道路が通行止めとなる可能性もありますので、最新の交通情報を確認し、通行ルートの見直しや外出の計画の見直しも検討してください。車を運転する場合は、時間に余裕をもって、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。

北陸も雨から次第に雪に変わるため、路面状況の変化に注意が必要です。雪を伴って風がやや強く吹き、見通しの悪くなる所があるでしょう。

雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

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もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。