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2月のスタートは、激しい寒暖差と荒天に警戒。1日は広く3月並みの気温となりますが、夜には気温急降下。2日は冬型が強まり、北日本を中心に大雪や猛吹雪に警戒が必要です。

1日は暖気で3月並み 2日は寒気で真冬並み

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あす2月のスタートは、日本海で低気圧が急速に発達する見込みです。日中は暖気が入るため、九州~東北の広い範囲で気温が上昇。最高気温は、福岡は15℃、大阪と東京は14℃と、3月中旬並みの予想です。新潟も8℃と、平年より3℃くらい高くなる見込みです。1日昼過ぎにかけては、北陸など日本海側の平地では雨の所も多くなりそうです。なだれ、屋根からの落雪などに注意が必要です。

日中は気温が上がりますが、それも束の間です。夜は再び冬型が強まり、気温が急降下。北陸や北日本の日本海側では、いったん融けた雪の上に、新たに雪が積もるため、「なだれ」の危険が一層高まります。

2日は全国的に真冬の寒さとなり、北日本を中心に大雪や猛吹雪に警戒が必要です。

北日本 大雪・暴風雪に警戒

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2月1日(水)~2日(木)は、日本海で低気圧が急速に発達。中心気圧が、24時間で24hPa以上低下する、いわゆる「爆弾低気圧」となる予想です。

北海道や東北では、低気圧が通過する1日夜から急激に雪や風が強まり、大雪や猛吹雪に警戒が必要です。最大瞬間風速は、北海道では30~40メートル、東北では25メートル~35メートルと、台風並みの暴風が予想され、海上は大しけとなる見込みです。

低気圧が予想以上に発達し、冬型の気圧配置が強まる場合は、暴風雪や大しけとなるエリアが拡大する恐れがあるため、早めの備えをお願いします。

風雪・大雪・低温に伴うリスク

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1日(水)夜~2日(木)は、北日本を中心に大雪や猛吹雪に警戒が必要となりそうです。

風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。