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きょう28日は、強い冬型の気圧配置となっていて、山陰から北陸にかけて特に雪が強まっています。夕方にかけて大雪が続く見込みで、交通機関の乱れなどに注意が必要です。

強い冬型の気圧配置 山陰・近畿北部・北陸で大雪

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きょう28日、強い冬型の気圧配置となっている影響で、日本海側を中心に雪が強まり、特に山陰や近畿北部、北陸で大雪となっています。

午前10時までの24時間に降った雪の量は、鳥取県智頭町で53センチ、兵庫県香美町兎和野高原と新潟県妙高市関山で56センチなどとなっています。

また、午前11時現在の積雪は鳥取県大山で197センチと2メートルに迫る勢いです。京都市で1センチ、滋賀県彦根市8センチなど都市部でも積雪が残っています。

山陰から北陸 大雪のピークはきょう28日夕方まで

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この後も、強い冬型の気圧配置が続くため、西日本の日本海側や北陸ではきょう28日の夕方まで大雪となる恐れがあります。

<予想降雪量>(29日正午までの24時間・多い所)
・近畿北部:50センチ
・中国地方:30センチ
・九州北部(山口県):15センチ

交通機関の乱れや車のスリップ事故、なだれ、屋根からの落雪などには引き続き十分な注意が必要です。

雪道運転のポイントは「ふゆとじこ」

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雪道を車を運転する際に、気をつけたいポイントが5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを一時的に変更するのも良いでしょう。

(4)時間に余裕をもって出発しましょう。慌てると凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

雪道では「ふゆとじこ」をしっかり守って、少しでも事故のリスクを減らすようにしましょう。