雪雲が東進中　大阪など太平洋側の市街地も雪やみぞれ観測　午後は東京など関東も雪に

きょう27日、午前中は九州から東海を中心に雪雲がかかり、市街地でも所々で雪やみぞれを観測。雪のエリアは東へ移動中で、午後は関東でも雪や雨の降る所があるでしょう。千葉県など平野部でも雪が積もる可能性があります。

市街地で雪の降っている所も　9時の大阪はみぞれ

きょう27日は、四国沖を低気圧が東進中で、九州から東海、北陸を中心に所々で雪や雨が降っています。

午前9時現在の天気は、九州や四国では雨の所が多いですが、大阪市「みぞれ」、京都市「雪」、岐阜市「雪」、金沢市「みぞれ」など、中国地方や近畿、東海、北陸では市街地でも雪の所や、雨に雪のまじっている所があります。岡山市も「みぞれ」で、1センチの積雪を観測しました。

一方、関東から北海道では、日本海側で雪の降っている所があるものの、太平洋側を中心に日差しが届いています。

九州から近畿の太平洋側では天気回復へ　一方、日本海側は大雪に警戒

九州や四国から近畿の太平洋側では、雪や雨は昼過ぎまでの所が多く、午後は天気がゆっくり回復に向かうでしょう。九州北部や四国の大雪のおそれはなくなりました。夜の帰宅時間には雪や雨がやんでいる所が多いものの、今週前半の大雪により積雪が残っている所では、路面の状態が悪化している可能性があります。また、気温が低いため、凍結している可能性もありますので、ゆっくり確認しながら歩くとよいでしょう。車の運転も十分にお気をつけください。

中国地方から北陸にかけては、午前中に雨だった所も、次第に雪に変わります。午後は降り方が強まり、特に夜は局地的に発達した雪雲がかかって、短い時間に一気に雪が積もる恐れがあります。

太平洋側の雪や雨の中心は　次第に東海や関東へ

東海は夕方にかけて雪や雨が降り、山地を中心に雪が積もるでしょう。関東も午後は雪雲がかかります。山では雪が積もりますが、午前11時現在、降り方が強まることはなく、大雪となることはない見込みです。ただ、気温が低いため、平野部でも雪がちらつくでしょう。茨城県や千葉県など雪雲がかかりやすい所では、平野部でも雪が積もる可能性があります。
東海や関東では、予想より気温が低く経過したり、降水量が多くなった場合は、積雪となるエリアが広がります。夜の帰宅時間に影響が出ることも考えられますので、この後の最新の情報をこまめに確認してください。

東北や北海道は、日本海側で所々で雪が降るでしょう。太平洋側では午後も日差しが届きそうです。