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記録的な強い寒気が抜けても、列島には断続的に寒気が流入。今週末と2月のはじめは、日本海側で雪の降り方が強まり、大雪のおそれ。しばらくは厳しい寒さが続きそう。

前半:28日(土)~2月3日(金) 日本海側は雪

あす28日(土)以降も、日本海側の地域は断続的に雪が降り、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。

あす28日(土)は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込みます。25日(水)頃の寒気に比べると弱いですが、それでも平地で雪を降らせるような冷たい空気にすっぽりと覆われるでしょう。北陸を中心に雪の降り方が強まって、積雪が一気に増えたり、ふぶいて見通しが悪くなったりする所もありそうです。

30日(月)は日本海から近づく低気圧の影響で、近畿など太平洋側でも雨や雪の降る所があるでしょう。その後、2月1日(水)~2日(木)頃にかけては、低気圧が発達しながら北海道付近を通過する予想です。北海道や東北、北陸では雪や風が強まり、大雪になるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。

最低気温・最高気温ともに平年並みか低い所が多く、朝晩を中心に厳しい寒さが続くでしょう。2月1日(水)は西日本を中心に寒さが和らぎますが、2日(木)は再び真冬の寒さが戻りそうです。

後半:2月4日(土)~9日(木) 厳しい寒さが続く

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来週末以降は、冬型の気圧配置は長く続かず、たびたび低気圧の影響を受ける見込みです。2月4日(土)は関東では晴れますが、近畿から東海、北陸は雨が降るでしょう。6日(月)は全国的に雲が多く、西日本では雨が降りそうです。7日(火)以降は、北日本を中心に雪が降るでしょう。

気温の変化も大きくなりそうです。東京都心の最高気温は、4日(土)と5日(日)は15℃くらいまで上がるものの、6日(月)は7℃と、朝から気温が横ばいでしょう。

2月4日は二十四節気の「立春」で、暦の上では春を迎えます。ただ、寒さが和らぐのは一時的で、朝晩を中心に厳しい寒さが続く頃です。寒さ対策を万全にしてお過ごしください。