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きょうは二十四節気の大寒で、1年のうちで最も寒いころという意味ですが、暦通り来週にかけて強い寒波が押しせるでしょう。積雪や路面の凍結、また水道管の凍結にも注意が必要です。

きょうは瀬戸内側でにわか雨の所も 午後は次第に西寄りの冷たい風が強まる

きょう20日(金)は、本州付近を通過する前線を伴った低気圧や次第に流れ込む寒気の影響で、瀬戸内側を中心に雲が広がりやすく、にわか雨の所があるでしょう。きょう日中の気温は各地で10℃を超えています。ただ、午後は次第に北西の冷たい風に変わってやや強く吹くため、気温よりも寒く感じられ、夕方以降は寒気の影響で冷え込んでくるでしょう。

来週は強烈寒波襲来 早めの対策を

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あす21日(土)は、高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。この晴れ間を利用して、雪や寒さへの備えをしておきましょう。

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22日(日)夕方から23日(月)昼前にかけては、低気圧の影響で広く雨が降るでしょう。四国山地沿いでは雪が降りそうです。山沿いにお住いの方や峠越えをされる方は、交通情報にもご注意ください。

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24日(火)から25日(水)にかけては、冬型の気圧配置が強まり、四国地方の上空1500m付近には-15℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込です。先月12月23日から24日ごろにかけて流れ込んだ寒気が-9℃くらいでしたので、それよりもかなり強い寒気です。
このため、愛媛県や四国山地沿いを中心に雪が降り、大雪となる恐れがあります。また太平洋側にも雪雲が流れ込む所があるでしょう。積雪や路面凍結に十分に注意が必要です。

また厳しい寒さとなり、沿岸部でも朝晩は氷点下の冷え込みとなるでしょう。日中の最高気温も5度に届かない所が多くなりそうです。山間部では日中でも氷点下と、一日の最高気温が0度未満の真冬日となる所が多いでしょう。
また、全般に風も強く吹くため、凍える寒さとなるでしょう。寒さ対策を万全にお過ごしください。

水道管の凍結にも注意

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最低気温が-4度を下回ったり、氷点下の冷え込みが続くと、水道管の凍結する恐れがあります。
凍結を防止するには、水道管の水を抜いておく、むき出しの水道管や蛇口には保温材を巻くなどの対策が有効です。水道管が凍結してしまったら、タオルや布などを巻いた上からゆっくりとぬるま湯をかけてください。それでも水が出ない場合、蛇口は閉めて、自然に溶けるのを待つようにしてください。