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あす20日(金)は、九州や中国、四国など西日本に黄砂が飛来する可能性があります。洗濯物などは注意が必要です。

あす20日(金) 西日本に黄砂飛来か

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きょう19日(木)、朝鮮半島の一部で、大陸から飛来した黄砂が観測され、視程(見通し)は10キロ以上となっています。

あす20日(金)は朝には九州北部、昼頃には九州南部や中国、四国、近畿など、西日本を中心に黄砂が飛来する可能性があります。
黄砂の濃度は比較的薄い見込みですが、洗濯物や車などに黄砂が付着することがあるため注意が必要です。

念のため、大切な衣類などを洗濯した際には、部屋干しをした方がいいかもしれません。

黄砂はどこから? 影響は?

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黄砂とは、中国大陸奥地のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などで舞い上がった砂ぼこりが、飛んでくる現象です。

黄砂は、上空の強い風によって、遠く離れた日本へも飛んできます。黄砂が最も多く観測されるのは、春(3~5月)で、時には、空が黄褐色に煙ることもあります。また、黄砂は秋に飛んでくることもあります。日本で、黄砂が観測される回数が多いのは西日本ですが、東日本や北日本など広い範囲で黄砂が飛ぶこともあるのです。

黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。