向こう一週間、九州には強弱を繰り返しながら寒気が流れ込み、来週初めは今シーズン一番の寒波が襲来する見込みです。24日(火)から25日(水)は冬の嵐となり、積雪、路面凍結、強い風などで道路や交通機関が大きく乱れる恐れがあります。また、最高気温が0度未満の真冬日となる所もあり、低温による様々な影響も懸念されます。今後も最新の情報に注意し、早め早めの備えが肝心です。
強弱を繰り返しながら寒気流入、来週は今季一番の寒波襲来
寒の内らしい寒さが戻ってきた九州。今週このあとも、繰り返し西高東低の冬型気圧配置が現れ、寒気が強弱を繰り返しながら九州へ流れ込んでくるでしょう。そして、天気の大きな変わり目となるのは、低気圧が日本付近を発達しながら通過する22日(日)から23日(月)です。この低気圧が通過した後、24日(火)は、大陸から優勢な高気圧が張り出して冬型気圧配置が強まり、25日(水)にかけて今シーズン一番の寒波が襲来する見込みです。
24日(火)から25日(水) 最高気温0度未満「真冬日」の所も 積雪や路面凍結、低温による影響に備えを
22日(日)から23日(月)に低気圧の通過でまとまった雨が降ったあと、24日(火)は、九州各地で雪が降りだすでしょう。大幅に気温が低下して、最高気温が0度未満の「真冬日」となる所もある見込みです。気温が大変低いため、雪は25日(水)にかけて解けずに降り積もり、路面が凍り付く所も多くなりそうです。また、冬の嵐となり、雪を伴った強い風で見通しが悪くなる所も多いでしょう。
24日(火)から25日(水)は、道路や交通機関が大きく乱れる恐れがあるほか、丸2日近くかなり気温が低い状態が続くため、水道管が広範囲で凍結する恐れもあります。農作物や農業施設への影響も懸念されます。
寒気の強さなど、今後も予想が変わる可能性があります。最新の情報に注意し、早めに備えることが肝心です。
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
