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このところ、寒の内にしては気温の高い日が続いていますが、17日(火)からは次第に冬らしい寒さが戻るでしょう。20日(金)は二十四節気の「大寒」で、一年の内で最も寒さの厳しい時期に入ります。暦に合わせたように、21日(土)ごろからは寒さが厳しくなり、日中でも震えあがるような寒さになるでしょう。来週の前半は今季一番の寒波襲来が予想され、太平洋側でも雪の降る日がある見込みです。

来週は寒気の流れ込み強まる 今季一番の強烈な寒気の流れ込む日も

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24日(火)から25日(水)ごろにかけては上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込み、一段と寒さが厳しくなるでしょう。近畿の北部だけでなく、中部から南部にかけても、雪が降りやすくなる見込みです。朝晩は氷点下の冷え込みになるところが多くなるため、日中でもあまり気温が上がらないでしょう。
しかも、季節風が強く、かなり厳しい寒さになる見込みです。26日(木)にはいったん寒さが緩みますが、28日(土)から29日(日)にかけては再び寒さが厳しくなるでしょう。

来週に予想される寒波の注意点

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25日には、近畿地方の上空(1500m付近)にマイナス15℃前後の、非常に強い寒気が流れ込む見込みです。これは、平年に比べて10℃以上低い気温です。また、上空5400m付近には、大雪の目安となるマイナス36℃以下の寒気も流れ込む見込みです。
近畿地方の上空を西寄りの風が吹くため、雪雲は兵庫県の北部から丹後半島の周辺に加え、普段あまり雪の降らない紀伊半島の周辺へと流れ込むでしょう。日中でも凍てつくような寒さが予想されるため、平野部でも路面の凍結や水道の凍結に注意が必要です。

なお、天気や気温の予測には誤差が含まれていますので、最新の予報を確認するようお願いします。