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この先2週間の天気と気温の傾向です。次の週末から寒波が襲来。24日(火)頃には西日本の上空1500メートル付近にもマイナス12℃以下の強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側は大雪の恐れ。太平洋側にも所々に雪雲が流れ込むでしょう。厳しい寒さとなりそうです。

次の週末以降は寒波が襲来

16日(月)は、寒気が流れ込む影響で、北海道や東北の日本海側は断続的に雪が降るでしょう。北陸から山陰も雨や雪が降りそうです。太平洋側も雲が多く、関東も午前中を中心に冷たい雨となるでしょう。

17日(火)から18日(水)頃は伊豆諸島付近に低気圧が発生する予想です。今のところ、雨雲は海上がメインですが、低気圧の動きや寒気の強さによっては、関東の沿岸部などで雪が降る可能性があります。最新の情報にご注意ください。

20日(金)頃は前線を伴った低気圧が発達しながら北日本付近を通過するでしょう。日本海側を中心に雪や雨が降りそうです。

前線や低気圧が通過した後は冬型の気圧配置が強まり、21日(土)以降は次第に強い寒気が流れ込むでしょう。北海道や本州の日本海側は広く雪が降る予想です。雪の降り方や風が強まり、荒れた天気となる恐れもあります。交通機関への影響にご注意ください。

寒波が長期滞在の恐れ

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寒気は強弱を繰り返しながら長期間、居座りそうです。今の所、寒気のピークとなるのが、24日(火)頃です。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地に雪を降らせるような寒気)が本州をすっぽりと覆い、マイナス12℃以下の強い寒気が西日本にも流れ込む予想です。まだ寒気の強さは変わる可能性がありますが、大雪をもたらした昨年12月18日から19日頃の寒気と同レベルの強さとなる可能性があります。

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日本海側は雪が強まり、積雪が増えるでしょう。また、24日(火)から25日(水)頃は九州北部でも雪が降りそうです。太平洋側にも所々に雪雲が流れ込み、積雪となる可能性があります。

最高気温・最低気温ともに、21日(土)頃から26日(木)頃にかけては、平年より低い日が多くなるでしょう。北海道は日中もマイナス5℃以下と、凍えるような寒さの日が多くなりそうです。東北や北陸、山陰、九州北部でも最高気温が0℃前後の日がありそうです。関東から九州も5℃前後と、震えるような寒さの日があるでしょう。

1月下旬は一年で一番寒い時期ですが、今シーズンは平年を下回る寒さとなりそうです。万全な寒さ対策をなさってください。

風雪・大雪・低温に伴うリスク

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。