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きょう10日も、太平洋側は晴れて、空気が乾燥している所が多くなっています。東京都心では、今夜にかけても雨が降らない予想で、19日連続で降水なしとなりそうです。

空気がカラカラ

きょう10日は冬型の気圧配置となっています。太平洋側は晴れている所が多く、空気が乾燥しています。

特に、関東や東海で湿度が低く、最小湿度は神奈川県小田原市や藤沢市辻堂で14%、静岡市で18%、甲府市で19%、東京都心で25%と空気がカラカラになっています。東京都心では、今夜にかけても雨は降らない予想で、19日連続で降水なしとなりそうです。

関東から九州にかけては所々に乾燥注意報が発表されています。火災の発生が多くなっています。きょう10日は空気が乾燥しているだけでなく、風も強く、火災の広がりやすい気象条件となっています。火の取り扱いにいっそう注意が必要です。

※湿度の値は全て13時までの速報値

空気が乾燥 火事を防ぐには

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空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

空気が乾燥いつまで?

12日(木)までは太平洋側は晴れて、空気の乾燥が続く所が多いでしょう。

13日(金)には九州から近畿にかけて雨が降りだす予想です。14日(土)から15日(日)は東海や関東、東北も広く雨が降るでしょう。太平洋側も空気が潤いそうです。