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ここ数日、朝鮮半島では黄砂が観測されています。きょう9日(祝:成人の日)は、九州など西日本~東日本にかけて飛来する可能性があります。洗濯物や車などに付着することもあるため注意が必要です。

西日本~東日本 黄砂飛来の可能性

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ここ数日、朝鮮半島では大陸から飛来した黄砂が観測されています。きょう9日(祝:成人の日)も一部で視程(見通し)が5~10キロとなっています。

9日(祝:成人の日)の午後は、九州~北陸など、西日本~東日本に飛来する可能性があります。今の所、濃度が濃くなるこはない予想ですが、洗濯物や車などに黄砂が付着して、汚れることがあるため注意が必要です。

昨年は1月に黄砂飛来

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「黄砂」は、砂漠などの乾燥・半乾燥地域で、風によって上空数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って飛来し、大気中に浮遊・降下する現象です。

日本では、主に3~5月の春先にかけて飛来することが多く、6月以降は少なくなる傾向にあります。

黄砂が最も多くなるのは春ですが、1月にも数年に一度程度観測されてます。現在、観測を行っている全国11地点では、2021年1月に福岡、広島、新潟で黄砂が観測されました。

黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。